不妊治療は恥ずかしい!?クリニックでの男女別検査内容まとめ
不妊治療で、「恥ずかしい」と調べると2つの種類があります。
1つは、不妊治療が恥ずかしいということ。
もう1つは、クリニックで恥ずかしい診察をされるのではないかという2つがあります。
◆不妊治療は恥ずかしい!?
高度不妊治療で生まれた子供の数は、2014年度時点で、年間47,322人。
多くの方が、不妊治療をして子供を作っているという事実があります。
不妊治療中だけど、プライベートな事だから詮索されたくないとか、子供が出来ない状況を同情されたくないなどの理由で、不妊治療中であることを隠す人が多いというのは、現状では事実です。
また、不妊ではあるものの、病院に行ってまでは子作りをしたくないとか、病院で自分が子供が作れないという事実を突きつけられたくないという考えを持った方も数多くいらっしゃいます。
もう1つ。
不妊治療のクリニックや病院で恥ずかしい検査というのは、どのようなものがあるのか。
◆女性の診察
内診と子宮卵管造影検査、卵管通気検査、卵管通水検査などが恥ずかしい検査だと言われています。
子宮の中には、受精前に精子が通る卵管という通り道があります。ここに異常があると、精子が卵子にたどり着かず、受精出来ません。そこで、卵管を検査するのが、子宮卵管造影検査と卵管通気検査、卵管通水検査になります。
内診と同様に、検査台にあがり、膣に検査器具をいれるので、抵抗のある女性もいらっしゃると思います。
子宮卵管造影検査は造影剤を、通気はガス、通気検査では水を通します。
検査の副次的効果ですが、子宮卵管造影検査と卵管通気検査のあとは、多少の卵管狭窄であれば卵管の通りが悪い場合は卵管が広がり、2~3ヶ月間は妊娠をしやすくなると言われています。
▼子宮卵管造影検査
卵管の通り以外に、子宮の状況(形状や癒着状況など)も知ることが出来ます。一方で、通気検査と異なり、大きな設備の整った病院でしか出来ません。また、体への負担もあり、何度も続けて行うことが出来ません。
▼子宮卵管通気検査
子宮口からカテーテルなどを挿入して、そのカテーテルを卵管通気装置につなぎ、炭酸ガスを注入します。
炭酸ガスを注入することで、圧力のかかり具合をグラフに記録し、卵管のつまり具合を診断します。
▼子宮卵管通水検査
小さいクリニックで出来るものの、造影剤ほど詳細な事がわからないそうです。
内診については、検査台にあがり医師に膣の状況を診察してもらうということになります。
また、内診や検査に際しては、基本的には看護婦が立ち会いをします。
不妊治療での医師からのセクハラなどのトラブルや、事故などを未然に防ぐ目的で行われています。
◆男性の検査
男性は女性と違って、精子の量と質だけが問題となります。
精子は日々生産されるもののため、外的な要因で簡単に影響を受けてしまいます。その為、複数回、精液検査を受ける必要があります。
精液検査には、当然ながら精液を採取する必要があります。採取したばかりの精液の状態を調べる事が多いため、病院での採取を勧める病院も多くあります。
以前は、トイレで採取するようにと指示を出す病院が主流でしたが、現在は採精室という個室を設ける病院も増えているようです。この採精室は中から鍵がかけられる小部屋で、極力プライバシーが守られる設計になっており、リラックスして精子を採精出来るように配慮されています。
男性によっては、精子をだした直後に、女性の看護師に会うのが恥ずかしいという理由などで、自宅での採精を行う方も多いようです。また、その場合、コンドームなどで提出される方もいるようですが、コンドームの内側に塗布されている薬剤などが精子に影響を与える可能性もあるため、病院側と相談の上、採精方法を決める必要があります。
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