不妊治療をした芸能人・有名人まとめ

有名人でも一般人でも、妊娠を願う夫婦、カップルは多いもの。

8月に、雑誌AERAに、安倍首相の奥様の安倍昭恵さんが巻頭インタビューが掲載され話題になりました。

記事では、妊活が成功し出産に至る芸能人、有名人に脚光が集まるものの、その影では不妊治療が実らずに赤ちゃんに恵まれなかったカップルが多く居るということを考えさせられる記事でした。

特に、赤ちゃんに恵まれないカップルの不妊治療の詳細な情報というのは出回りません。

辛かった事、諦め時、不妊治療の辛さがヒシヒシと伝わります。

AERAにもありますが、元バレーボール選手の益子直美さんは、ブログで不妊治療の事を公開しています。

益子さんは、42歳で不妊治療を始めて45歳の誕生日に治療を終了したそうです。

▼益子直美さんのブログ

45歳の5月20日誕生日に婦人体温計とグラフを捨てました。

体温は現役時代から付けていたので、およそ25年間の習慣に終止符！

今思えば、生理がいつ来るかわからなくなってしまったので、ちょっと困っています！（笑）

子供を諦めるというタイミングの心境などは、ネットやブログなどでも滅多に見ることがありません。

益子さんは、それを公開されて、非常に勇気があるなと思います。

ブログはされていないものの、元外国人力士だった小錦さんも不妊の体験について公開されています。

小錦さんの不妊の原因は、男性不妊にあったそうです。その為、精巣の切開手術が必要だったため、非常に高額な治療費がかかったとのことです。日本の平均的な不妊治療に発生する費用が、140.6万円。個々から考えると、男性不妊の場合の治療費用が非常に高額という現実がわかります。

参考までにですが、同じ精巣切開をされた有名人は、ダイヤモンドユカイさんが有名です。

◆小錦　精子がいない理由を現役時代の無理が理由と分析

　僕はEDではないので、精子を出して調べてもらったら、医者は「精子がいない」って……すごいショックだった。でも、僕以上に落ち込んでいたのは奥さん。医者の説明を聞く間、ずっと涙が止まらなかった。彼女は僕が子供を切望していたことを、誰よりも知っているからね。

精子がいない原因について、医者はわからないといっていた。でも、僕は現役時代の無理が祟ったんじゃないかと思ってる。炎症を起こしやすく、40度以上の高熱を何度も出したから。痛み止めの薬を所定の何倍も飲んだり、ケガをする度にレントゲンを撮ったのも影響したのかもしれない。

◆小錦が受けた精巣の切開手術は1回50万円で保険適用外

「日本は不妊治療に保険が適用されないから、治療にものすごくお金がかかる。これも夫婦にとって大きな負担になるよね。僕の場合、精巣の切開手術で1回50万円。精子が見つかる確率はだいたい30%だっていうから、ギャンブルみたいな手術に50万円も払うってことでしょ。

運良く精子が見つかって体外受精することになったら、さらに費用がかさんで100万円は見ないといけない。僕は自分が経験して思ったの。日本は今、少子化問題を抱えているんだから、国として不妊に悩む人たちへのサポートを考えるべきだよ。保険の適用はすぐにでもするんじゃないかな」

日本ではポピュラーではありませんが、外国だと、代理母、代理出産を選ぶ有名人もいます。

海外ドラマSEX AND THE CITYシリーズで有名なサラ・ジェシカ・パーカーさんは、代理母出産をされています。

代理母出産だと、代理母への報酬などを含め、1千万円以上が相場と言われています。

サラ・ジェシカ・パーカーさんが代理母出産を選んだのは、45歳のタイミングでした。

◆体外受精や代理母出産で子供を授かったセレブたち。気持ちを包み隠さず語る

女優のサラ・ジェシカ・パーカーは、2002年に第一子を出産した後、2009年に代理母で双子の娘を授かった。双子に病室で初めて会った時の体験は、今まで一度も味わったことがないようなものだったと、彼女はヴォーグ誌に述べている

「出産をせずに子供たちと出会うのは、まるで停止したアニメを見ているみたいでした。妊娠も含めた他の全てのものが一瞬にして消え去り、世界が止まったかのようでした。どう説明したらいいかわからないけれど、とにかくただ嬉しくて興奮しました」

日本では、代理母出産といえば、向井亜紀さんが有名です。

子宮頸がんによる子宮摘出のため、出産が出来ない為、代理母出産という選択肢を選びました。

wikipediaによると、日本では代理母出産についての法整備が万全ではなく、向井さんの実子として認めるかどうか、最高裁まで争いましたが、最終的には実子としては認められなかったようです。

病気と闘い代理母出産を行った向井亜紀に賛否両論

日本における代理出産の現状については、こちらをご確認のこと。