あなたも不妊症！？20％の人がなる不妊とは！？

不妊とは子供作りを1年しても妊娠に至らない事で、現在、不妊症で困っているカップルは10％とも20％とも言われています。不妊症は子供が出来ない状況を意味し、特定の病気は意味せず、男女どちらか、もしくは男女それぞれに問題がある可能性がある。セックスレスや妊娠が継続できない不育症は、不妊症の範疇ではないといわれています。

◆不妊とは
不妊（ふにん）とは、自然な状態で妊娠に至れないか、妊娠を一定期間以上維持することができない状態を指す。不妊症とは不妊出来ない状態を意味する症候群であり、特定の病気を意味する言葉ではありません。

世界保健機関（せかいほけんきかん、 World Health Organization, WHO）は、「避妊をしていないのに12ヶ月以上にわたって妊娠に至れない状態」と定義しています。

しかし、35歳以上については、6ヶ月以上避妊をしない場合で、かつ、6ヶ月以上避妊せずに性交しても、妊娠が起きなければ医学的な検査をすることを推奨しています。

不妊症の多くは、複数の要因から絡み合って不妊という状態になっています。「加齢」も不妊症の大きな原因の1つであり、女性の加齢による卵子の枯渇も不妊症の範疇とされています。日本生殖医学会によれば、45歳以上の女性は健康状態の如何にかかわらず、概ね妊娠は不可能としています。

『病気がみえるVol.9 「婦人科・乳腺外科」 メディックメディア社発行　P76　ISBN 978-4896324624』によれば、正常なカップルでは妊娠を希望し性生活を行った場合は6か月以内に65％、1年で80％、2年で90％、3年で93％が妊娠にいたるとされています。WHOの基準によると、日本のカップルの20％が不妊症になります。

毎日新聞. (2016年1月15日) 『増える不妊治療「子供を持つのは当たり前」なのか』によると、妊娠適齢期において、男性側に問題があるケースが約24%、女性側に問題があるケースが41%、両性に問題があるケースが24%、原因不明な場合が11%あるとされている。男性が不妊の可能性は48％（男性24％＋両性24％）、女性が不妊の可能性は75％（女性41％＋両性24％）のため、不妊の場合は、男女双方の検査が推奨されています。

「子供が出来ない」という状態だけでは、不妊症ではありません。

そもそも、性交をしていないというセックスレスの状態や、妊娠はするものの流産や死産が習慣化して、出産までに至らないという不育症などがあります。

本ブログとは関係がありませんが、セックスレスや不妊症について、ご紹介をいたします。

▼セックスレスについて
セックスレスが、勃起不全などの要因によるものの場合、不妊症ということになります。
「体は健康」なものの、加齢などの要因により、性欲が減退し、子供が出来ないというカップルも増えているそうです。
セックスレスとは、日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義されています。

▼不育症
不育症（ふいくしょう）とは妊娠は可能だが、流産や死産を繰り返し生児を得ることができない症状のことです。
◆不妊の原因
不妊症とは、性交しても妊娠にいたらないというです。
その不妊の原因としては、以下のものがあげられています。