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高齢出産は必須!?広がる出生前診断

出生前診断を受ける夫婦が増えている。35歳以上や染色体異常の子供を出産した経験のある妊婦を対象に、2013年から出生前診断は行われている。

 

その出生前診断の受信者が、2016年9月28日の朝日新聞によると3万人を超えたそうです。

1学年の出生数が100万人とすると、1年間に1万人=1%という数字になります。

対象が、35歳以上の妊婦となると、約25%の比率になります。つまり、1%/25%ということになるので、対象の4%程度の方が受診をしている計算になります。この出生前診断では、ダウン症や心臓疾患について妊娠中に調べるための診断となります。

この出生前診断では、羊水検査など、一部、流産のリスクを伴うものもあります。母体血清マーカー検査は保険がきかないなどの理由によって、日本では普及が進んでいません。

ダウン症や心臓疾患の可能性が高かったとして、その上で産むかどうか、夫婦にとって重い決断を迫ることになります。

 

以前の毎日新聞の記事「異常判明の96%中絶」とありますが、異常が見つかると、ほとんどの人が中絶をしてしまうというのが状況のようです。wikipediaを見ると、イギリスでは全ての妊婦に導入されており、またアメリカでは積極的に、出生前診断の導入が進められているそうです。

以前、タレントの石田純一さんと女子プロゴルファーの東尾理子さんのお子さんが、ダウン症の可能性があるという記事をブログに掲載をしました。これはよっぽど特異な例で、ほとんどの夫婦、カップルが中絶をしてしまうようです。

石田東尾ダウン症告白に見る、高齢出産賛美の裏で中絶激増

 

毎日新聞より~~~~~~~~

新型出生前診断は2013年4月、実施機関を日本医学会の認定施設に限定する臨床研究として開始された。35歳以上や染色体異常の子どもを産んだ経験のある妊婦らが対象。従来の羊水検査などより早い妊娠10週前後からでき、検査が原因の流産の危険性もないため関心を集めている。

対象となっている疾患は、21トリソミー(ダウン症)、心臓疾患などを伴う18トリソミーと13トリソミーの計3種類。いずれかで陽性反応が出たのは全体の1.7%にあたる469人。このうち、診断を確定するためその後に行った羊水検査で異常がなかったのは35人、流産・死産が73人のほか、その後が不明の人などもいた。残り346人のうち334人が中絶したのに対し、異常が分かっても妊娠を継続した女性が12人いた。

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